MOS Excel Expert 関数一覧 (関数表)

こんにちは

普段はネットワークやVyOSに関する内容をブログで扱っていますが、今回は珍しくExcelです。

というのも先日、仕事の関係でExcel Expertを取得することとなりました。

普段の職務からExcelは使用しているため、簡単に取得できると考えましたが、念の為と思い、Excel Expertに出題される関数をリスト化しました。

こちらは僕が個人利用する目的で作成し、Googleドキュメントにて作成したものですが、友人に見せたところ「公開したほうがいい」と助言を頂いたため、今回はこちらを公開します。

 

関数表 expert

関数 内容・例題
RANDARRAY 指定した範囲に、ランダムな値を発生させる。
例:10行3列のセルに1~10までのランダムな整数・少数を発生させる
=RANDARRAY(10,3,1,10,FALSE)

例:5行4列のセルに100,200,300の中からランダムな整数を発生させる
=RANDARRAY(5,4,1,3,TRUE)*100
IF もし○○であれば▽▽という処理を実現する。
例:E4が75以上であれば合格、以下なら空欄
=IF(E4>=75,"合格","")
AND 複数条件が「かつ」の場合に使用する。
例:E4が50以上かつ100以下
=AND(E4>=50,E4<=100)
OR 複数条件が「または」の場合に使用する。
例:E4が50以上、またはE5が30以上
=OR(E4>=50,E5>=30)
NOT もし○○でなければ、という条件を作成する。
例:E4が10でない場合
=NOT(E4=10)

例:E4が10、またはE5が20でない場合
=NOT(OR(E4=10,E5=20))
IFS 複数の条件を順番に判断し、条件に応じた結果を表示する。

例:E4が8000以上→A、6000以上→B、4000以上→C
=IFS(E4>=8000,"A",E4>=6000,"B",E4>=4000,"C")

例:どれにも合致しない場合のデフォルト値を設定
=IFS(E4>=8000,"A",E4>=6000,"B",TRUE,"C")
SWITCH 複数の値を検索し、一致した値に対する結果を表示する。
例:B5がAなら〇、Bなら▽
=SWITCH(B5,"A","〇","B","▽")

例:どれでもなければ×
=SWITCH(B5,"A","〇","B","▽","×")
SUMIF 範囲中から条件に一致するものの合計を算出する。
例:D4:D10 が「東京」の行の E4:E10 の合計
=SUMIF(D4:D10,"東京",E4:E10)
SUMIFS 複数条件をすべて満たす場合の合計を求める。
例:C3:C9 がリンゴ、D3:D9 が青森 → E3:E9 の合計
=SUMIFS(E3:E9,C3:C9,"リンゴ",D3:D9,"青森")
LET 数式内で使用する値に名前をつけて扱いやすくする。

例:得点(G4:I4)の平均を求め、得点+平均を計算
=LET(得点,G4:I4,平均,AVERAGE(得点),得点+平均)
MATCH 検索範囲でデータを検索し、位置を返す。
引数の最後:0=完全一致、-1=以上、1=以下

例:C4 が I3:M3 のどこにあるか
=MATCH(C4,I3:M3,0)
INDEX 指定した範囲の行と列の交点のデータを返す。
例:G4:K14 の 5行7列目
=INDEX(G4:K14,5,7)
NOW 現在の日付と時刻を表示する。
=NOW()
TODAY 現在の日付を表示する。
=TODAY()

例:本日より前のデータ(E4:E100)の個数をカウント
=COUNTIF(E4:E100,"<"&TODAY())
WEEKDAY 日付に対する曜日を 1〜7 または 0〜6 の値で返す。

引数の最後には以下を指定:
1 日曜基準(1〜7)
2 月曜基準(1〜7)
3 月曜基準(0〜6)

例:A1 の曜日を月曜=0 で表示
=WEEKDAY(A1,3)
WORKDAY 土日や祝日を除いて、開始日から指定日数後の日付を求める。
例:A1 から 10 営業日後(祝日は E1:E12)
=WORKDAY(A1,10,E1:E12)
NPER 指定された利率と金額で、返済回数や預入回数を求める。

例:10万円を年率5%で借入、毎月5000円返済
=NPER(0.05/12,-5000,100000)

ROUNDUP と併用すると回数を整数化できる。
ROUNDUP 数値を指定した桁で切り上げる。
例:1234.56 → 小数なしに切り上げ
=ROUNDUP(1234.56,0)
例:10 の位で切り上げ
=ROUNDUP(1234.56,-1)
例:小数第1位で切り上げ
=ROUNDUP(1234.56,1)
PMT 指定された利率と期間で、定期支払い額を求める。

例:10万円を年利5%で借り入れ、1年で返済
=PMT(0.05/12,12,100000)

例:10万円を年利2.5%で借り入れ、2年で返済
=PMT(0.025/12,24,100000)
FILTER リストから条件に合うデータを抽出する。

例:B3:D11 のうち、D3:D11 が「A」の行の B3:B11 を抽出
=FILTER(B3:B11, D3:D11="A", "エラー")
SORTBY 複数のキーを用いて並び替える。
例:B4:H36 を並び替え、
・G4:G36 を降順(-1)
・F4:F36 を昇順(1)
=SORTBY(B4:H36, G4:G36, -1, F4:F36, 1)

 

こちらを当ブログページごと印刷するなどして、紙ベースで使用すると試験前などの追い込みに使用できるかと思います。

 

では最後に、僕のExcel Expert受験の感想を述べたいと思います。

まず、この試験を受けるにあたって、模擬試験プログラムによる練習は行いました。
様々な出版社様がテキストや参考書を出版しており、中には模擬試験プログラムも付録されているものが多くあります。
このプログラムの完成度は非常に高く、操作感覚もほぼ同じです。
また、内容の一致率もすごく、模擬のほうが難しいといった印象です。
そのため、模擬で安定して90%取得できれば十分だと思います。

また、個人的に今回の学習を通して、PMTやNPERなどのマイナーかつ使用用途が限られている関数がいくつかあると感じました。
が、これらは出題されませんでした。
知り合いに聞いたところ、「最近は出題されていない気がする」という発言をしていたため、そこまで重く見ないで良いと思います。

また、当ページでは関数のみを記載していますが、もちろんExcelの試験ですので、関数以外のグラフ操作や表操作など、様々な分野からの出題があります。

そのため、「関数が全くわからない...」という方も絶望感を持たずに、ふんわりと理解する程度でよいと思います。

また、こちらを知らない人が意外と多いのですが、

Excel画面のこちら。

この「fx」をクリックすると、関数検索画面を表示することができます。
そこで、「合計」などのキーワードを入力することで、内容にあった関数がいくつか羅列された状態で表示されるため、問題文中にある語句を入力してみたら、お目当ての関数を見つけることができるかもしれません。

実際、僕が他人に教える際にはこの機能を優先的に教えます。
また、Excel のスタンダードの方でしたが、この機能を利用して合格した方が知り合いにいますので、ぜひご活用ください。